※この小説の注意

  

  ○この小説はテンテン→リーのほか、ネジ→ヒナも含んでいます。

   ネジヒナ、または、ネジ・ヒナで他のCPを良いと思う方は見ないことを

   お勧めします。







  

 ほらね 変われたじゃない



   「流れ行く時の中で」 前



 あんたを見てればつくづく思うわ。

 人は変わるってね。変われるってね。

 だって ずっと変われないって言ってた奴が

 こんなに変わったんだもの 変わるって言わざる負えなくなるわよ。

 本当に… よく変わったわ…





 日向 ネジ 13歳のO型。 天才って呼ばれてる、苦悩の能力者。

 そして、私の良きチームメイト。



 私はテンテン ごくごくフツーに生まれて、ごくごくフツーに育った

 本当にフツーの女の子。唯一の取り柄と言ったら、忍具の扱いだけ。

 

 ネジ、あんたを見てて、ホントに思うわ。

 耳が痛くなるくらい、「人は変われない。これが運命だ。」って言ってたのに、あん  たが一番変わってるじゃない。

 あんたの視線の先。それくらい、私にだってわかるわよ。



 日向 ヒナタ 12歳のA型。 日向一族の宗家に生まれたけど、親に見放されちゃ ったって話。そして…ネジの恨みの標的になった相手…。



 別にその子が悪いってわけじゃないのに、ネジはその子を恨んでた。

 親を殺されたのがその子のせいだとか…、でも、違うでしょって、言ってやりたかっ た。 だけど、その前に。



  むかえていた 大どんでん返し



 あのネジが、あの子を恨んでいたあのネジが。

 「ヒナタ様…。」って一つ漏らして甘い息を吐いたわ!?

 どういうことっ!!?って一回疑ったわ。 でも、すぐわかった。



 ネジはあの子を好きになっちゃたんだって。

 「もう遅いから」って、手は出そうとはしないけど、ずっと、いつからか、

 ネジはあの子を見ているようになった。



 ほらね 変われたじゃない

 運命なんて 簡単に動かせたじゃない

 手は出そうとしないけど、これだけ心の心境が変わったんだから、

 そっちも変えられるんじゃない? 動かしてみなさいよ。

 私も頑張るからさ…、あんたと同じ位変わったアイツに、振り向かれる様に。



  でも… 私は何か 変わったのかなぁ…?

 

                                   後編へ→

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 短編小説なのに2つにわけちゃいました;

 前編・テンテン視点、ネジ→ヒナ。

 後編はテンテン→リーにする予定です。
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